フランス奮闘記録

クラスメイトの事情

みんなフランス語に必死だから、(学びたいから学んでいるわけではないというのもわかるから切ない。)とにかく早く学びたいという思いは切実。

 

「B1(中級クラス)に飛ばしてもらうように直談判するんだ」というハンガリー出身のニッキーはフランス人の彼氏と住んでいる。仕事はベビーシッター。でもベビーシッターには何の情熱もなく、とりあえずベビーシッターとして働いている。でも本当はフランス語を早く身につけて、もっといい仕事につきたい。478ユーロの授業料を月分割で支払うって言ってたから、経済事情もきっとキツイんだと思う。彼がフランス人だし、フランス語会話にしたというから、きっと成長早いんじゃないかな。彼がフランス人は羨ましいな。。。

一方でどこまでフランス語を話せたら仕事が見つかるのかというのも疑問。C2までとったって、「仕事」として使えないと結局同じなんだろうな。中国語の時にこれは痛感。だから私は早く仕事を見つけたかった。

 

ニッキーのがフランス語→仕事の思考回路になっているし、そうなる背景はよーーーーくわかるから、「うまくいくといいね。」と答えておいた。

 

先生からB1を勧められたメキシコ人のヴィアネちゃんはテストも95点とか毎回とっているから、本当にB1言っても大丈夫なんだろうなと思う。作文が抜群に間違え少ないし。私スペイン語話すから。と言うのは納得。日本人が中国語勉強する感覚なんだろうな。単語とかスペル違えど意味が想像できる、、みたいな。

そいう意味でいうとマダムマドランはおべっかも何もなしに出ていない生徒には「できていない、あなたに上のクラスは早い」とはっきり言うからすごく信頼できる。

 

一方、私は9月に自分の評価より下のクラスに入れられて、初めはブースカ行っていたが、基本的なことをおろそかにして、テクニックに走っても何も残らないことに今更ながら気づいた。満点取るつもりのテストもよくて80点後半という有様。。

特に「作文ができない。」ということはフランス語分かっていない証拠。

 

活用、冠詞、代名詞、性数一致など、一回通ってきたはずなのに全く身についてないことが嫌という程明らかになったので、今回のこのクラスのおかげで、下のクラスでもしつこくコツコツやることが大事だと思い直した。

 

先を急いでも仕方ない。この先まだ数年はこの国にいると思うから。そして幸い仕事が見つかったので、「早く、早く、フランス語を、、、」という焦りは消えた。どちらかというと、変なことを頭に入れないようにきちんと積み重ねていこう。と思い直したのです。しかーし、仕事はフランス語できないとハンデ大きいから、悠長にはやってられない。個人のクラスでもう少し先をやっていく。でも焦らなくなったのは大きな変化。

 

 

このクラスももう明日で終わりだけど、また次の学期ももう一回初級後半のクラスを受けることにしました。先生も同じというのがいいのか悪いのかわからないけど、