フランス奮闘記録

たのしーい

やばいの引き受けましたと言いましたが(それは変わっていない)、、情報を集めてプレゼン作ってどこにどう売るか考えてというのはたーのしい!!しかも日本語でできるから思いっきり言いたいこと言える!なんかワクワクする。

 会社にいた時から薄々感じていたけど、私は今やっているような情報から仮説立てて戦略練ったり、相手を想定しながら説明素材を作り上げていくことが好きだし、結構深いレベルでそれができるんだ。こんな単純なことに気づくのに10年かかった。。

 

入社してすぐは、先輩が予算の数字分解して原因を考える、それを部長に説明するという当たり前だけど私にはできなかった目の前にある情報を理解する思考方法を学んだ。

 

出向してからは物のない保険商品を顧客の興味弾きながら比較説明する。顧客のニーズに合わせて保険会社と交渉する。さらに理屈ぬきで心を掴む上司に営業の流れを学んだ。

 

さらに部署を異動してからは、売上を伸ばすために取れるデータから必要な仮説を立ててそれを実践してフィードバックして関係者と共有するプロジェクトの進め方を優秀な先輩から叩き込まれた。それがチームを同じベクトルで動かし、複数関係者の認識共有がクリアになるというチームビルディングという意味合いもあって、総合的な戦略立案の思考方法だった。

 

気づくのに10年かかったが、そんなこんなのステージを踏んで今に至る。今までは頼りになる先輩や上司が常に自分にフィードバックをくれて応援、支援してくれた。その虎の威を借りながら営業していたのがこれまでの私。

 

今回はそんなチームいない。あるのは私と商品だけ。今まで諸先輩方が何もできない私に植え付けてくれた思考方法をしっかり刻みながら身一つで飛び込んでいきます。でも素直にそれはとても怖い。しかしだからと言って飛び込まないとそのうちおばあちゃんになっちゃう。失敗しても失うものは私の微々たる報酬だけなんだから、思いっきり行こう。

私の商社ウーマンとしての総仕上げみたいな案件を投げてくれたお客様にも感謝。彼の動き方はまさに諸先輩方のそれと変わらずとても仕事しやすいです。私は本当に人に恵まれています。