ビリオネアランキングから見えた日本
フォーブスの2018年度世界ビリオネアランキング
Harvrad Business Review の2018Best performing CEO in the world
らLui Che Woo さんが気になりネットサーフィンしていたら
上記のサイトに当たってさらに日本人のランキングのチェックを始めた。
連日メディアに登場したりビジネス雑誌で掲載されるような、有名なお金持ちは別として、日本のお金持ち(保有資産額の大きい人)でも意外と知らない人多かったので一人一人じっくりチェックしていった。
業界別に見てみると、オンラインや店舗型全部ひっくるめた小売で7名、不動産で3名、テクノロジーで5名、、、ここまではなるほどというところ。
私がこの業界から え?? と思ったのはパチンコ業界から4名もランクインしている。ということそういえばパチンコ業界の市場規模を考えたこともなかったのだが、どれくらい大きいのだろうか。
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株式会社藤商事のHPから下記抜粋
パチンコ・パチスロの市場規模は、日本の余暇市場において大きな割合をしめております。日本生産性本部が発行する「レジャー白書2018」によると、パチンコ・パチスロの市場規模は27.9%を占め、約19兆円の市場規模となっています。
出所:「レジャー白書2018」より
全国のパチンコホール店舗数は、2017年末で10,596店舗となっております。店舗数は減少傾向にありますが、設置台数は概ね横ばいであることから、「小型店舗の減少・大型店舗の増加」の傾向にあります。
項目 | 2013年度 | 2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | |
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ホール軒数(軒) | 11,893 | 11,627 | 11,310 | 10,986 | 10,596 | |
設置台数 (千台) |
パチンコ | 3,009 | 2,954 | 2,918 | 2,833 | 2,749 |
パチスロ | 1,602 | 1,643 | 1,661 | 1,691 | 1,687 |
出所:警察庁(ホール軒数・設置台数)
近年、パチンコ遊技機およびパチスロ遊技機の販売台数は減少傾向にあります。2017年度については、型式試験方法の変更により新規投入タイトルが減少したため、販売台数が減少いたしました。
出所:(株)矢野経済研究所「2018年版 パチンコ関連メーカーの動向とマーケットシェア」より2014年度~2017年度の実績値
(2018年度は当社予測値)
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現状では飲食と同レベルの市場規模であるパチンコ業界。傾向としては市場縮小。近年の店舗減少は日本の人口減少と連動しているはもちろんのこととして、スマホアプリゲームなどの代替レジャーとへのシフトも関係あるのだろうか。少し目が覚めたトピックだったので更新しました。ビジネス雑誌でもっとフォーカスすべきははパチンコなんじゃないの。人間のギャンブルへ依存を利用すればどれだけ儲かるか。裏を返せばギャンブルをすることでどれだけその企業にお金が落ちているか。
一方、ビリオネアランキングから見えたフランスの業界別ランキングは、裏切りなしのラグジュアリーブランド。これにチーズ業界がいくつかランクインこれも興味深い。両国ともに小売、不動産、通信および通信技術系という生活インフラ産業がランクインしていました。